iAutoまかせで、上野恩賜公園を撮り歩いてみた
●ウィークディ、上野恩賜公園を撮り歩いてみた
6月の金曜日、一斉年休充当日とかで会社が休み。天気もよかったのでE−PL2を持って街歩きに出掛けました。向かったのは上野恩賜公園です。
ここは前にも一度、撮り歩いたことがあります。23区内なのに広々。博物館あり、美術館あり、動物園あり、不忍池あり。最近パンダもきたし、スカイツリーも近い。何か面白いものは撮れないかな。
今回は街歩きが目的。カメラの機能は気にせずに、iAutoでパシャパシャ撮ってきました。ここでは撮った写真、その何枚かの出来栄えを、撮影テクニックの点からコメントしたいと思います。いくら高性能といってもコンパクトカメラ、気を付けないといけないことが多いようで。
※街歩きのレポートはこちら(あの町この街 まち歩きん!)にアップする予定です。
●西郷さんの見ているものは・・・
西郷さんの銅像。どこにあるのか知らない人はいても、この銅像を知らない人はいないでしょう。
その西郷さんが1年365日、見続けているものは何か?それは「ヨドバシカメラ 上野マルチメディア」だった!という写真。
〜上野恩賜公園、西郷さんの見てるもの[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )
なぜ、こんなに暗いんだ!? 銅像の気持ちにE−PL2が同情した?
思ったのと随分違うのに驚きました。撮った後のモニター確認は、コマめに行わないといけません。気が付いていればライブガイドで明るくしたのに。
アートフィルター、ドラマチックトーンのチャンスだった気も。
●下町風俗資料館、室内撮影で注意すること
次は下町風俗資料館。古き良き下町の文化を永く後世に伝えるために・・、昭和の雰囲気を今に伝える小さな資料館です。
銭湯の番台がありました。
〜下町風俗資料館、意外に低い 銭湯の番台位置[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )
こちらは祭りの華、お神輿の様子を人形で再現。よくできていたので撮ってみると・・・。
〜下町風俗資料館、お神輿人形[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )
人形の表情もくっきり、鉢巻の柄や雪駄の編目までわかります。でも、ガラスの反射が残念。PL(偏光)フィルタがほしくなりました。
長屋が再現されていました。下町っぽい。Ninja Strapをピッと伸ばし、パシャ。しかし。
〜下町風俗資料館、長屋の再現[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )
ちょっとブレてるような。暗い室内ではシャッタースピードが落ちるので注意が必要。構えたカメラを動かすのは、一呼吸待った方がよさそうです。
●上の動物公園、ボケたアメリカバイソンの後ろ姿
上野動物公園へ。パンダは行列が長いので諦めました。休みの日はもっと凄いらしい。パンダの集客力、恐るべし。
代わりにプレーリードックを撮影。こんな小さいんだ。
目いっぱいレンズを伸ばし、望遠で撮影。それでもブレもなく撮れました。
でも構図が悪かったか。どこにピントを合わせるか、E−PL2が悩んだよう。どうして、みんな背中を向けて輪になるのか。敵から身を守る野生の本能か?
こちらはアメリカバイソンです。
テレビでは大群で草原を大移動する姿をよく見ます。それが極東の地に一匹、こんな狭い檻に閉じ込められて。
ガイド板にピントを合わせ、ボカしたバイソンの後姿。想像した通りに撮れました。
科学博物館、日本館へ。リニューアルは2007年だそうです。月日の経つのは早い、早い。
まずは日本館吹き抜け、天井をパシャ。
〜国立科学博物館、日本館の吹き抜け[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )
こういうのを撮ると広角レンズがほしくなります。
それにしても綺麗になった科学博物館。展示位置は変わっても、展示物はあまり変わりが無いようです。
体をぐぐっと引いて、フタバスズキリュウを撮りました。
よく見ると、骨の影が上と左右に写っています。
気に入りました。
帰りがけ、上野駅前でジオラマムービーを撮りました。
そちらはいろいろ調べることがあるので、また別の機会に。
※大きなサイズの写真は、こちら(Flickr)でご覧ください。
《今回買ったもの》
なし
《今回買いたくなったもの》