デジカメ界最大の発明!!撮った後でピントを合わせるカメラ
●えっ!本当?デジカメ界最大の発明
久しぶりに驚き、そして唸りました。
日経新聞Web版によると、アメリカの新興企業Lytroがピント合わせ不要のカメラを開発したというのです。ピント合せ不要?今どきどんなカメラだってオートフォーカスぐらい付いている。何をいまさら…。と思った自分の凡人さが恥ずかしい。
(==;
このカメラは「光照射野センサーによって、光線の色や明暗度、方向といった被写体のすべての光線情報を記録する。このため後から自由にピントの合う場所を変更できる」らしい。
よくわかりません。でもそのカメラで写真(同社はLiving Pictureと呼んでいる)を見たら、一瞬で理解できました。
これは凄い!!!!!
●複数レイヤーを同時に撮影!?
撮った写真はFlash形式で保存されるみたい。はてなブログに
( Flashは「地球の出来事」のここに、アップしました。面白動画を紹介しているブログです )
たとえば、この写真。手前の水鉄砲にピントが合ってます。
女の子の方にピントを合わせたかったら、女の子をクリック
すると女の子にピントが合います。
もっと後ろの女の子にピントを合わすことも可能。
これは撮影前に行ってるのではありません。撮影後にできるのです。
面白〜〜〜い!
二匹の猫。手前にピントを合わせたり、
後ろにピントを合わせたり、
不思議だ。
ガラスへの映り込みだって
撮影後に見ることが可能
凄過ぎて、笑える。
(^^)
でも微調整はできない模様。いろいろな距離にピントあった写真を一枚にまとめているのかな・・・。
( 他の写真はこちら(Lytro Picture Gallery)をどうぞ )
●ブレードランナーの世界!?やがては三次元をそのまま撮影
ブレードランナーというSF映画のワンシーンを思い出しました。ハリソンフォード演じるデッカード捜査官が一枚の写真を見るシーンです。専用機械でその写真をみると、拡大・縮小だけでなく、その中を進んでいくことができます。この廊下を右に曲がって・・・。そして意外な事実を発見することに。
もっと技術が進めば、ピント位置だけじゃなく、構図自体も変えられるようになるのかな。個人的にはピンボケた写真を修整してくれるソフトの方がほしいものですが。
《今回買ったもの》
なし
《今回もう一度観たくなったもの》
[asin:B003GQSXUY:detail]