レストランの料理を美味しそうに撮る ( 下調べ編 )

● そうだ、そうだった。このブログはもともと雑誌やネットで調べた撮影テクニック掲載、実践するために始めたんだっけ。すっかり忘れてました。
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初めの計画とは違うことをするのが、私の悪い癖です。
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というわけで、今回は撮影テクニックの下調べ編。1番試写体にすることの多い、レストランの料理の撮り方についてノウハウを収集、まとめようと思います。
実際の撮影は実践編として書く予定です。


● 雑誌やネットから調べた料理の撮影テクニックは以下の通り。

《 レストランの料理を美味しそうに撮る 》 Rev1.0

 ◆ デジカメの設定

 φ 記録画素数はできるだけ大きくする。
 φ モードはP(プログラム)、ストロボは禁止、手振れはON。
 φ 広角ではなく、望遠で撮る。

 ◆ 構図

 φ 被写体にグッと近づき接写モードで撮る
 φ 被写体は中央に配置しない
 φ 料理の中身がわかる写真をつける。
 φ 取り分けがわかる写真をつける。

 ◆ 光

 φ できるだけ窓際の太陽光が当たる席を取る。
 φ 照明は真上から見て料理の後ろ斜め60 度、横から見て45度の高さになる位置から当てるのがベスト。お店の場合は席や皿の位置で調整するしかない。
 φ 光が思ったとおりに取れない時は美味しさは諦める。ほかのアイテムや料理を背景に入れ、場の雰囲気を撮るようにする。
 φ レフ版の代わりに、おしぼり、ナプキン、白い服が使える。

 ◆ ピント

 φ「料理の手前側」または「料理の最も目立たせたい部分」にピントを合わせるといい。
 φ ピントが中央だとバランスが悪い場合は半押し(ピントロック)後、構図を調整する。
 φ 手前にピントを合わせ、背景をぼやかすと美味しそうに見える。

 ◆ その他

 φ 光の加減で赤かったり、青かったりした場合は、ホワイトバランスで調整する。
 φ 洋食系はプラスの露出補正をかけて撮るといい。(皿、テーブルクロスなどが明るいため、デジカメが明るさを控えめにするから)
 φ 和食系はマイナスの露出補正をかけて撮るといい。(陶器など暗いため、デジカメが露出を多めにするため)
 φ 湯気を撮る場合は、スローシャッターで撮る。
 φ 湯気を撮る場合は、その背景に色の黒いものを持ってくる。


さて、これで準備OK。あとは見た目だけでなく、本当に美味しい店を探すだけです。
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※ 料理の写真はいつも《 グルメ、なんでも噛んでも 》にアップしています。

※ 今回の記事は以下のサイトを参考にしました。

 φ 日経レストラン 美味しそう!分かりやすい!料理写真の撮り方
 φ おいしい料理写真の撮り方
 φ 第8回 料理と写真とおいしさの関係
 φ ひと工夫でおいしそうに撮れる!作った料理を美しく撮影しよう


(Rev1.0)2012年2月29日 新規