どこまでできる ここまでできる、Camera360 パート2(逆ティルト撮影)


この記事は 《 ケータイで出来ること 》向けに書いた記事ですが、カメラ関係なのでこちらにもアップします。

● Camera360の紹介、二回目。

今回はこのアプリをインストールしようとしたきっかけ、逆ティルト撮影です。

ケータイで出来ること-ティルト01

〜 Camera360、メインメニュー〜

前にもちょっと紹介しました

現実の世界がミニチュアのように写る撮影技法。どうしてこう写るのか、いくら考えてもわかりません。こんな感じ。

〜 Mosca - Tilt Shift 〜

● 最近の一眼レフにはそのように撮れるモードが初めから用意されてたりします。私が使っているオリンパスE-PL2もアートフィルターのジオラマというので撮れます。
こんな普通の風景が

ケータイで出来ること-ティルト03

〜新宿南口、ノーマル撮影〜

こんな感じになります。

ケータイで出来ること-ティルト02

〜新宿南口、逆ティルト撮影〜

● さて、Camera360。まさかアンドロイドのカメラでこれができるとは思いませんでした。早速試してみると。

これが

ケータイで出来ること-ティルト21

〜日暮里フリーマーケット、ノーマル撮影〜

こうなりました。

ケータイで出来ること-ティルト22

〜日暮里フリーマーケット、逆ティルト撮影〜

あれ!?・・・ちょっと違うなぁ。

次は

ケータイで出来ること-ティルト23

〜東京駅工事中、ノーマル撮影〜

こんな感じになりました。

ケータイで出来ること-ティルト24

〜東京駅工事中、逆ティルト撮影〜

雰囲気はありますが、ただ周りがボケただけという話も。ケータイのカメラではこれが限界なのか、標準のレンズで撮ってるんだものなぁ。

● 念のため撮影手順を。

メニューから、Tilt Shift を選びます。画面がモニター状態に切り替わりますが、一部が帯状に明るくなります。この部分にピントがあり、はっきり写ります。指で上下に動かしたり、幅を変えることができます。

ケータイで出来ること-ティルト31

指でサイズを調整可能。縦ピントにするか、横ピントにするかはボタンで変更します。

ケータイで出来ること-ティルト32


あとはシャッターを押して撮影、保存するだけです。性能、使い易さともに専用機にかないません。でもいつでもどこでも持ち歩いているAcro。始終パシャパシャ撮っていれば、負けない写真(え)が撮れるようになるかもしれません。

<おまけ>

Tilt shiftで撮影した動画です。


《今回買ったもの》

なし

《今回買いたくなったもの》

ミニチュア風に撮れるデジタルカメラ ホワイト 5000T-W

ミニチュア風に撮れるデジタルカメラ ホワイト 5000T-W

どこまでできる ここまでできる、Camera360 パート1(マジックカラー)


この記事は 《 ケータイで出来ること 》向けに書いた記事ですが、カメラ関係なのでこちらにもアップします。

● 面白いカメラソフト(アンドロイド向け)を見つけました。その名はCamera360。まず充実した機能に驚き。
ネットの紹介記事を見ると公開は一年ほど前のもよう。その時よりもだいぶ機能が増えいるところをみると、バージョンアップが繰り返されてるに違いありません。まだまだ進化する予感。

ケータイで出来ること-マジカラ01

〜 Camera360〜

とても全部の機能は紹介できないので、使った機能を順に紹介していきます。相変わらず不定期になりますが。

ケータイで出来ること-マジカラ02

〜メインメニュー〜

● 第一回は…。

エフェクトのひとつ、マジックカラーを使ってみました。

ケータイで出来ること-マジカラ05

〜エフェクトメニュー1〜

ケータイで出来ること-マジカラ03

〜エフェクトメニュー2〜

これは特定の色を目立たせるものです。選んだ色以外はモノトーンにしてしまいます。

● 例えば、こんな写真を撮ると

ケータイで出来ること-マジカラ11

〜ダブルカルビ定食、ひまわり(鹿の子台)〜

好きな色(Red)を指定することで、こうなります。

ケータイで出来ること-マジカラ12

〜神戸牛の赤〜

緑(Forest)を選ぶとこうです。

ケータイで出来ること-マジカラ13

〜神戸レタスの緑〜


色の選び方は簡単。シャッターを切ると横に選択できる色の一覧が現れるので、それを選ぶだけ。プレビュー付きなのわかりやすいです。

ケータイで出来ること-マジカラ14

〜プレビュー見ながら選択〜

色が決まったら保存します。

● せっかくなので、アクセサリーも撮ってみました。スワロフスキーのペンダントです。チャームの赤に強調すると、こんな感じに。

ケータイで出来ること-マジカラ21

ちょっと雰囲気が出ました。でも一眼レフにはかなわないか。

ケータイで出来ること-マジカラ23

〜こちらは、オリンパスのE−PL2で撮ったもの〜

● 気をつけなければならないことが2つ。

シャッターと保存です。シャッターは画面をタップするのではなく、シャッターボタンを押さなければなりません。押したことがなかったのですが、使いにくい。検知も悪いみたい。力一杯押すと、画面が動いちゃうし。

※実は画面のカメラマークを押せば、撮影できるらしい。とても反応が悪いので、こちらも使いにくい!!

また意識的に保存ボタンを押さないと保存されないもよう。どこかで設定変更ができるのでしょうか?せっかく綺麗に撮れた写真を何枚か保存し忘れてしまいました。もったいないことをした〜ぁ。
(==;

馴れれば大丈夫かな。

※大きなサイズの写真は、こちら(Flickr)でご覧ください。

《今回買ったもの》
[rakuten:witusa:10055688:detail]
[rakuten:witusa:10028573:detail]

《今回買いたくなったもの》

なし

レストランの料理を美味しそうに撮る ( 実践編パート1 )

レストランの料理を美味しそうに撮る ( 下調べ編 )。そこで調べたことを試してみました。さて、如何なることに・・・。

 ※写真は過去に撮ったものも含んでいます。希望のシチュエーションを作るのはなかなか難しいので。d(^^;

● まず日光。自然光の下で撮ったものと、そうでないもの。見た目がこんなに違います。

生ハムを撮ってみると・・・。

〜自然光、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

〜照明灯、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

ケーキの場合

〜自然光、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

〜照明灯、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

デザートは

〜自然光、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

〜照明灯、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

バーベキューや屋台で買った焼きそばが美味しいのは、こういうわけだったのか。(^〜^;


● 自然光でなくても光は重要。暗い写真はやはりまずそうです。

例えば、パン。

〜明るい店内、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

〜暗い店内、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

ピザも同じ。

〜明るい店内、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

〜暗い店内、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

● ナプキンを使って、光を集める技も使って見ました。暗いと効果がないようです。


〜ナプキンなし、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )


〜ナプキンあり、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

結果はただ硝子にナプキンが写っただけでした。(^^;汗


〜変わったのはナプキンがガラスに映っただけ、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

プロの人は簡単そうに言うけど、実際にやってみると難しいです。自ら状況を作れるプロの環境が羨ましいやら、大変そうと同情するやら。素人の撮り歩きでは、ひらめいた時に、パッと撮るというのがいいのかも。

● 強調したいところにピントを合わせるのは簡単でした。これはE−PL2のおかげ。ボケも出してくれるので立体感が増します。コンパクトデジカメ(LUMIX)で撮ってたと比べると良くわかります。

中華料理でも

〜E−PL2、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

〜Lumix FX−33、[iAUTO]〜
Lumix FX-33 で撮影 )

他の料理でも

〜E−PL2、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

〜Lumix FX−33、[iAUTO]〜
Lumix FX-33 で撮影 )

お寿司でも

〜E−PL2、[iAUTO]〜
( PEN E-PL2 と M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IISLV で撮影 )

〜Lumix FX−33、[iAUTO]〜
Lumix FX-33 で撮影 )


E-PL2で撮っていれば、ある程度は美味しそうに撮れる模様。後はどうやって明るいところで撮るかだなぁ。
もっと光りを!今度はH-H020で撮ってみようかな。



※ グルメ関係の記事は 《 グルメ、なんでも噛んでも 》 にアップしています。

※大きなサイズの写真は、こちら(Flickr)でご覧ください。

《今回買ったもの》

なし

《今回買いたくなったもの》
[rakuten:fototech:10000046:detail]

ついに発売!!全ピントカメラ。さて、ネットの評判は?

● 前に2度ほど紹介している撮影後にピントを変えられるカメラ。

 φ デジカメ界最大の発明!!撮った後でピントを合わせるカメラ

 φ 撮った後でピントを合わせるカメラ発売決定、詳細が徐々に明らかに!!

呼びにくいので、これからは全ピントカメラと呼ぶことにします。

アメリカで発売開始。レポートが上がり始めました。概ね期待通りとの評価、実に羨ましいです。まずは公式プロモーションビデオからみてみましょう。



● ネットでの評判はこんな感じです。

φ 常識破りのカメラ
φ 軽くて、ポケットに収まる
φ 鉄の砦のように頑丈
φ 操作がシンプル
φ 光が少しでも足りないとノイズが入る
φ 写真をコンピュータに取り込む作業は超シンプル、但し取り込み後は処理に時間食う
φ 構えづらい
φ 視野角が狭い

●実物を触ったことがない私の想像は

φ 写し憎そう。 長さが必要なら、一眼レフに望遠レンズを付けたような形がいい。
φ ディスプレイが小さすぎ。確認が出来ないのでは? いやピンボケは確認不要だった。(^^;
φ アメリカまで買いに行きたいけど、ひとつ問題が。 今現在はMacでなければ撮った写真を取り込めない。
Windows版は予定されているが未定。ほんとに出るの?
φ カシオが最初に出したデジカメを見たときの印象に近い。まだまだだけど無限の将来性を感じる。


次にこの話題を取り上げるときは、使用レポートにしたいものです。


<スペック>

センサ:11 megarays
レンズ: 光学8倍ズーム、絞り値f/2(固定)
ストレージ: 16GB(テスト時点)
フォーマット: .LFP
スクリーン: 1.46インチのタッチスクリーン
サイズ: 1.61 x 1.61 x 4.41インチ(4 x 4 x 11.2cm)
重量: 7.55オンス(214g)
バッテリー:充電可能なリチウムイオン電池

ついにここまで!Σ( ̄ロ ̄lll)  シャッターチャンス捏造アプリ

● ちょっと前に紹介したワンタップで写真に写った邪魔物を除去出来るアプリ。同じScalado社からまた面白いアプリが発表になりました。
いつもの通り、まずはプロモーション動画をご覧下さい。これって、シャッターチャンスの捏造?

● みんな揃って記念撮影、よくあるシチュエーションです。でも、人数が多くなればなるほど難しくなるシャッターチャンス。それを解消するのがこのアプリです。
うまく撮影できなかったら


〜ダメダメ写真〜
まず奥さんにフォーカスをあてて、


〜奥さんを笑顔に変更〜
笑顔に切替。


〜お母さんも笑顔に変更〜
お母さんも笑顔に。


〜旦那さんも笑顔に変更〜
旦那さんも笑顔に。


〜赤ちゃんだって笑顔に変更〜
赤ちゃんも笑顔に。これで完成。


〜みんな笑顔〜

出来上がったこの写真。みんな笑顔で素敵な写真に。一生の思い出になるでしょう。
でも代わりに失ってしまったものもあるような。それは真実味。なにしろ全員笑顔だった瞬間は、本当はなかったのですから。

● これはフィルムからデジカメになった時からの写真の宿命です。フィルム時代から合成という技術がありました。でもそれがデジタルになって飛躍的に進化。よりそれらしく、より手軽に。無いものをあるように見せるSFXは映画やテレビに溢れています。

きっとフィルムの写真だったら、みんなもう少し緊張。はいチーズで、揃った笑顔。だけど赤ちゃんだけは、何かものを取ろうとして他を見てる…。この時、XXはまだ小さかったからねぇ〜。そんな写真になったでしょう。

それが後から手軽に修正可能。簡単に直せる技術は凄いですが、技術が凄くなればなるほど、一枚一枚の写真の有り難みが無くなっていくような気がします。昔、映画でスタントマンが命懸けで撮ったシーンや大勢のエキストラが1日かけて撮った絵が、今はパソコンのモニター上で珈琲飲みながら加工されるように。

これって簡単に撮れるんよね。やがて本当に苦労して撮った写真を見ても、加工したものとしてしか、認識できなくなっちゃうんじゃないかな。寂しいことです。